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野党共闘で改憲阻止【16参院選】
時事ドットコム: 19/06/2016
街頭演説で気勢を上げる民進党の岡田克也代表(左から3人目)、共産党の志位和夫委員長(同4人目)ら=19日午前、東京・JR有楽町駅前
民進、共産、社民の野党3党党首は19日、東京都内で、安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合」とともに街頭演説に立った。民進党の岡田克也代表は「安倍晋三首相の最大の狙いは憲法9条の改正だ。これを許してはならない」と述べ、野党共闘で憲法改正を阻止する姿勢をアピールした。
22日公示の参院選を控えた19日のJR有楽町駅前では、街頭演説に大勢の人たちが集まった。演説会は民進、共産、社民の野党3党党首と安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合」により開催。大勢の人たちは熱心に、党首らの訴えに耳を傾けていた
岡田氏は演説で「与党は改選議席で過半数を目標と言っている。それを阻止しようではないか」とも述べた。共産党の志位和夫委員長は「憲法を守るまっとうな政治を取り戻すのが最優先だ。野党共闘は野合ではない。希望だ」と強調。社民党の吉田忠智党首は「野党4党結束して全力で戦いたい」と訴えた。生活の党の小沢一郎代表は所用で欠席した。(2016/06/19-15:38